令和元年9月30日に、RISC-V協会が開催したRISC-V Day Tokyo 2019の参加者数は360人に達し、2017年に日本で開催されたRISC-V会議で最大のイベントとなりました。日立製作所殿、トヨタ自動車株式会社殿、をはじめとし15社*の後援を受け、国分寺日立製作所中央研究所の馬場記念館で執り行われました。
プレゼンテーション資料はWebにアップロードされ、15社*とRISC-V財団がプレゼンテーションを行い、11社がデモを実施する予定です。
夕方のレセプションでは、RISC-V FoundationのCEOであるCalista Redmondと日本Linux財団のカントリーマネージャーである福安徳晃様より2020年以降のアクティビティについてスピーチをいただきました。 レドモンドは、令和2年には、令和元年の2倍規模のイベントを日本で予定したいとしました。野心的な目標ですが、令和元年のトレードショーやプレゼンテーションで参加企業が立証したように、日本企業のRISC-Vモメンタムは蓄積し始めており、そうしたことも可能かもしれません。
*) AdaCore(フランス)、Andes Technology(台湾)、Codasip(チェコ共和国)、富士ソフト、日立製作所、IAR Systems(スウェーデン)、Kyoto Microcomputer、NSI-TEXE、Rambus(米国)、トヨタ自動車株式会社、SiFive、Syntacore(ロシア) 、ユビキタスAI Corporation、ultraSoC(UK)、SHCがこのイベントを後援しました。