4月23日(金)10:15-10:45:東京工業大学 原 祐子 准教授が 「IoTエッジ端末向け小型 低電力プロセッサ」について発表されます。

発表者名: 原 祐子

所属:東京工業大学 准教授

発表題名: 「IoTエッジ端末向け小型 低電力プロセッサ」

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発表内容:本講演では、IoTエッジコンピューティングに 向けた小型省電力プロセッサSubRISC+の プロジェクト、および、その成果について紹介 します。SubRISC+は非常にシンプルな機 能ながら、ヘルスケアの異常検出等の実用 的なアプリケーションをリアルタイムに処理す ることができます。従来の組込みプロセッサ に比べ、エネルギー効率は3.8倍を達成し、 様々な小型IoTエッジデバイスへの応用が期 待できます。

ご経歴: 原 祐子 は、東京工業大学工学院情報通信系准教授。国際デバイスおよびシステムロードマップ (IRDS)委員兼任。2010年名古屋大学大学院情報科学研究科博士課程修了。その後、日本学術振興会特別研究員PD、米国・カリフォルニア大学アーバイン校客員研究員、ドイツ・カールスルーエ工科大学客員研究員、奈良先端科学技術大学院大学助教を経て、2014年より現職。組込みシステムの上流設計自動化技術、特に高位合成、ハードウェア・ソフトウェア協調設計、アーキテクチャ・プロセッサの研究に従事。博士(情報科学)。

東京工業大学 工学院 情報通信系 原研究室 では、次世代のIoT・組込みシステムのための設計自動化技術や計算機システムについて、ハードウェアとソフトウェアの両面から幅広く研究しています。

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コメント: 原先生のSubRISC+は、RISC-Vアーキテクチャとは少し違います。しかしRISC-V協会は、RISC-Vの基本的な考え方 ニーチェが唱えたビッグアンブレラ哲学に基づいています。小さな違いも大きな違いも飲み込みます。したがって問題はありません。

蛇足: 参加者50名に抽選で「RISC-V原典」(市場価格3,300円)が当たります。